建設業許可の専任技術者で二級建築施工管理技士は勉強前に要確認
資格を勉強する前に要確認事項です
建設業許可を取得した建設業の社長さんからご相談いただきました。
下記内容が社長さんからお聞きした内容です。
建設業許可を取得後に専任技術者の資格取得を支援する学校から、
営業の電話がよくあったそうです。
要するに、「二級建築施工管理技士の資格を勉強しませんか?」
という内容のものだったそうです。
あまりにも営業してくるから契約しそうになったそうですが、
結局しなかったようです。
この話をお聞きして、
「二級建築施工管理技士には種別があるの知ってますか?」
とお尋ねしました。
「いや、知らないです。」と。
これ、むちゃくちゃ重要なところです。
二級建築施工管理技士は一つの資格から成り立っている訳ではなく、
「種別」として3つに分かれています。
ここがポイントです。
種別を確認してから勉強スタートです
二級建築施工管理技士は、3つの種別から成り立ってます。
「建築」「躯体」「仕上げ」
どれも二級建築施工管理技士の資格です。
しかし、建設業許可を取得できるための要件、
「専任技術者」になれるために対応している業種が大きく異なります。
種別 | 営業所の専任技術者になれる建設業の種類 |
建築 | 建築・解体 |
躯体 | 大工・とび土工・タイル・鋼構造物・鉄筋・解体 |
仕上げ |
大工・左官・石・屋根・タイル・板金・ガラス 塗装・防水・内装・熱絶縁・建具 |
上記の通り、取得したい建設業の種類を確認してから勉強しないと、
「合格したのに欲しい業種追加出来ないやん。」
となりかねないのです。
二級建築施工管理技士の資格をこれから勉強される場合、
十分に注意してから勉強をスタートしてください。