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建築土木一式工事と専門工事業の違いとは

下請けで建設業をされていたら専門工事業の建設業許可

「建設業許可」と一言で言っても、

建設業許可という一つの許可だけがあるわけではありません。

 

建設業許可の中には、

2つの一式工事と27の専門工事業から成り立っています。

建設業許可を取得したい場合、

まずは、ここの確認が必要となります。

 

2つの一式工事とは

①建築一式工事 例:家を建てる場合
②土木一式工事 例:ダムなどを建設する場合

2つの一式工事については、

元請業者として施主様などから直接受注する

立場の建設業許可となります。

 

27の専門工事業とは

①内装仕上工事 例:リフォーム工事など
②防水工事 
③他、25の専門工事業

全部で27の専門工事業があるなかで

2業種のみ代表的なものとして記載しましたが、

多くの建設業者さんが間違っているのが、

建築一式工事と内装仕上工事の違いについてです。

 

建設業許可で「建築一式工事を取りたい。」

と希望される建設業者さんも多いのですが、

建築一式工事の建設業許可を取得したら、

「一式」と書かれているため全てをこの許可で

請け負えると考えてしまう場合です。

 

建築一式工事は家をこれから建てるために

必要な建設業許可となります。

一方で、内装仕上工事はすでに建っている建物の中について、

リフォームを始めとした内部について施工する場合に

必要な建設業許可となります。

 

適切な業種の建設業許可を取得しましょう

上記の通り、建設業許可を取得するときに

どの業種(全部で29業種)の建設業許可を取得するのか

とても大切なポイントです。

 

下請けとして建設業許可を取得する場合、

ほとんどのケースでは、

2つの「一式工事」を取得するのではなく、

27ある専門工事業の中から必要な許可を

取得することとなります。

 

中には、「内装仕上工事を取っても意味が無い。」

と話される建設業者さんもおられますが、

家を建てるのではないのなら、

「建築一式工事」を取得できたとしても役立ちません。

 

普段、リフォーム工事をメインにされている場合など、

すでに建設された建物の中を施工する場合は、

内装仕上工事など27の専門工事業から判断することが

正しい業種の選択の仕方となります。

 

どの業種の建設業許可を取得して、

建設業許可業者として進んで行くか、

建設業許可申請を行う最初の段階で

正しい判断が必要となります。

 

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