経営事項審査申請(経審)の対応は申請先でまちまちです。
経営事項審査申請(経審)
公共工事を受注したい場合、
皆さんも耳にしたことがあると思いますが、
経審(ケイシン)という手続きがまずは必要です。
この経審(ケイシン)は略した言い方であり、
正式には、経営事項審査申請と経営状況分析申請を
合わせた手続きのことを指します。
細かな説明は下記の説明記事でご確認ください。
経営事項審査申請の実務について
経営状況分析申請を終えると
次に経営事項審査申請になります。
必要書類一覧から必要書類を揃えて申請です。
この手続きは新規申請、更新申請、決算変更届など
他の手続きとは異なり「予約制」が特徴です。
予約制についてですが、
申請先の土木事務所などによって対応が異なります。
予約制の事例
①1か月くらい前からFAXで予約する場合 |
②1か月くらい前から往復ハガキで予約する場合 |
③電話で予約でき当日でも空いていればOKな場合 |
※①と②のケースでは、申請日の相当前から事前に予約することになります。
ポイントとしては、建設業者さんから必要書類が期日までに、
お預かりできるかという問題です。
期日に余裕があったとしても建設業者さんが多忙で
必要書類が中々揃わない場合は注意が必要です。
また、揃ってからの予約だと1か月待つことにもなりますので、
申し込むタイミングが難しいのが①と②のケースです。
③の場合、申請者側からすると非常に手続きがやりやすい
流れとなります。この場合は、キチンと書類が揃ってから
予約することで確実な申請に至れます。
チェック内容について
申請書類と必要書類について当日チェックを受けます。
スムーズに必要書類などを提示出来れば、
早い役所では「2分ほどで終わります。」
時間を要するケースでは、「30分ほどかかります。」
まとめ
上記でご確認いただいたように、
実務の経審(ケイシン)は申請先によって、
予約のやり方から違います。
また、申請当日に要する時間も、
申請内容によって役所によって大きく異なります。
いずれの場合も必要書類一覧に習って、
キッチリ用意できるかが重要なポイントです。