会社設立と同時に建設業許可申請する時の社会保険加入確認
会社設立と同時に建設業許可申請
会社設立を行うとともに建設業許可申請を行いたい。
これから会社を作って、スタートと同時に建設業許可があると
元請け建設業者さんや取引先さんに対して、
自信を持って事業を開始できますよね。
もちろん会社設立から建設業許可申請を行う
行政書士が絡んでいると安心のポイントがあります。
それは、事業目的など建設業許可申請を行うには
「定款と法人登記簿の目的欄」について、
建設業許可申請を行う上で記載している必要がある
文言がありますので記載漏れを回避出来ます。
また、建設業許可を取得すると
毎年の決算変更届という手続きが発生するなど
会社の決算からその他の手続きなどがあるため、
会社の繫忙期に決算期を重ねて設定するのは
オススメしません。
どうしても現場優先で各種手続きは後回しになりがちです。
このようなアドバイスも建設業許可申請を行う行政書士が
絡んでいると実務的なアドバイスができる形が取れます。
社会保険加入確認はどうなるの?
会社設立と同時に建設業許可申請を行う場合、
社会保険加入については例えば、
健康保険証や標準報酬決定通知書など
建設業許可申請を行う上で必要な書類は
加入手続きから約2週間後に届くなど、
「加入確認資料が申請時に手元にない」
という状況が生じてしまいます。
このような場合どうすればよいのか?という問題。
この場合には、社会保険加入手続きを行った書面の控え(コピー)を
建設業許可申請時に提出します。
もちろん健康保険証のコピーや標準報酬決定通知書の控えなど
ありませんので届き次第、
申請先にFAXなどで送ることで多くの役所は対応してくれます。
この間の建設業許可申請の審査については、
進んで行きますが、社会保険加入確認資料の提出を終えないと、
建設業許可が下りない場合があります。
これは、役所側の最終決裁のところで書類審査が止まる
ことによるものであるようです。
このような状況ですので、
会社設立と同時に建設業許可申請はもちろん行えます。
また、社会保険加入確認資料については、
申請時にあるものは提出し、後日FAXなどで送付する。
これで会社設立当初から建設業許可があるという
好ましい状況を作ることが出来るのです。