建築一式工事か内装仕上工事か建設業許可申請するなら理解が大切
その工事は元請ですか？下請ですか？
建設業許可申請を行ううえで、
一番理解しにくいところとして、
「建築一式工事なの？内装仕上工事なの？」
この2つのポイントをしっかり理解することが大切です。
建設業者さんが取得したい許可が
必ずしも申請先の土木事務所と考え方が一致するとは限りません。
建築一式工事と内装仕上工事の違いを簡単に言いますと、
「元請で受けているか、下請で受けているか」
ここが考え方のスタート地点です。
建築一式工事とは？
建築一式工事を簡単に説明すると、
家を建てる工事を元請として受注しているなら建築一式工事です。
新築工事や増築工事また逆に減築工事など
建物の土台から建設する必要がある工事を受注していると
考えるのが分かりやすいです。
下請工事だから建築一式工事とは言えないとは言い切れませんが、
多くの申請先の役所では、下請工事を建築一式工事として認めてくれる
ところは実務経験上少ないかもしれません。
そのため、「建築一式工事の許可が必要」と思っていても、
申請したら内装仕上工事としてしか認めてもらえない場合があります。
これは、建設業者さんの考え方と建設業許可の考え方の違いから発生します。
内装仕上工事とは？
内装仕上工事は、すでに存在している建物について、
クロス貼替やインテリア工事など内装を手掛ける工事です。
店舗改装工事も大掛かりにしてもここに該当します。
大掛かりだから建築一式工事という訳ではありません。
内装仕上工事の場合、
元請工事も下請工事も両方該当します。
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